2001年 第26回宮下靖子バレエ団クリスマス公演 「ドン・キホーテ」 (3)

【第2幕1場】
町の酒場

酒場にやってきたキトリとバジルは、仲間達と飲んで歌って踊りを楽しみます。ふたりを追って、ロレンツォとガマーシュ、そして「いとしのドルシネア姫」を追いかけて、ドン・キホーテもやってきます。どうしても、ふたりを認めないロレンツォとキトリに結婚をせまるガマーシュ。困り果てたキトリとバジルは、悲しみのあまり、胸を突き刺して自殺するという芝居を打ち、父の説得にかかります。倒れたバジルにすがり、嘆き悲しむキトリ。そのキトリに胸を打たれたドン・キホーテまでもが父親の説得に加わり、ロレンツォは渋々二人の仲を認めます。もちろん、二人の狂言 自殺はすぐバレて、またまた逃げ出すことになるのです。