2004年 第29回宮下靖子バレエ団クリスマス公演 「妖精の接吻」 ほか (1)

2004年12月25日(土)
京都会館第1ホール


宮下靖子バレエ団 総団長
宮下 靖子

宮下靖子バレエ団 団長
宮下 喜久子

こ だ わ り と 無 心

 年末ご多用のところ、今年もクリスマス公演にお越し下さいまして、ありがとうございました。厚く御礼もうしあげます。
 京都の地に産声をあげて以来、いよいよ節目の年、50周年が迫ってまいりました。
バレエ団公演も29回目を迎え、さらにこれから先どのように進化できるか問われるところと思います。

 ”ゆく雲はゆうゆうとして来たり、ゆうゆうとして去る。何にこだわるでもなく、何にわだかまるでもなく・・・。雲は山腹を無心につつんでゆきます・・・・。”と、あるお庭(*)に出会いました。静かなときを過ごしていますと、ゆうゆうと在りたい、と思う反面まだまだ”踊り”にこだわりたいと。

 深川先生と石原先生のお二人に、今年、新しいレパートリーを増やしていただきました。「ディ・フェーダー」で無邪気さを、「メンデルスゾーン・コンチェルト」では成長する時の流れを、「Revolution」は内に秘めた激しさ、そして「妖精の接吻」では官能な世界を。たまたまですが”一生の流れと渦”とが描かれるような舞台となりました。それぞれの表現・表情にご注目いただきたいと思います。

 無心に踊れるようになるまでには、50年はまだまだ短いようです。変わらず精進を続けてまいります。

 本日は誠にありがとうございました。

2004.12.25

(*)京都東山東福寺霊雲院さまのお庭と解説より引用させていただきました。

 
クラシック・モダン・シンフォニックバレエ・・・
49年目は、Dance Complexなクリスマス!!

2004.12.25[土]京都会館第1ホール PM5:30開演(PM 5:00開場)

第1部   ディ・フェーダー メンデルスゾーン・コンチェルト 構成・演出・振付/深川秀夫
第2部   Revolution(レヴォリューション) 新作 構成・演出・振付/石原完二
第3部   ストラビンスキーのチャイコフスキー讃歌
    「妖精の接吻(ようせいのくちづけ) 新作構成・演出・振付/深川秀夫

総監督/宮下靖子 照明/川本悟 
ミストレス/広川貞子 吉田ルリ子 水野宏子 大西理絵 
舞台監督/山代達人 制作/宮下和夫